痛風とシステム障害を恐れるエンジニアのブログ

趣味のことだったり仕事に関することだったりを徒然なるままに。webとかオープン系の会社で働いてます。お仕事の依頼お待ちしておりまーす。

さくらのArukasを触ってみた

Arukas・・・(゚д゚)

先日さくらがArukasというサービスのβ版を開始したとのニュースがありました。
www.sakura.ad.jp

内容はあまり良くわかってなかったのですが、Dockerを使ったサービスのようで・・・。
興味を引いたのは無料というキーワードですね。
無料でサーバを用意できるなんて美味しいなぁ(^q^)と思って何も考えずに触ってみました。

とりあえずアカウントを作ってみる

アカウントは下のページから作れます。
arukas.io

コントロールパネルからアプリケーションを追加する

コントロールパネルの画面はとても見やすいですね。
f:id:kentarowkun:20160430163022p:plain
App Nameなど任意の値を入力してください。
Imageのところはnginx:latestとかDockerHubに公開されているイメージを指定します。ここポイントのようですね。
入力値に問題がなければアプリケーションを作成ボタンをおして終わりです。
サービスがたちがあってサービスにアクセスするURLなどが払いだされます。

クライアントツールを入れる

コントロールパネル以外にもCLIツールをインストールすることができるようです。まだβ版のようですが。
github.com

ソースを見てもらうとわかるのですがgolangで作られているようです。
golangの環境があるなら簡単に使えそうですね。

とりあえず入れてみましょう

go get github.com/arukasio/cli/cmd/arukas

インストールはこれで終わりです。
なんて簡単な。

続いて.envファイルの設定です。こちらを参考に設定しましょう。

ARUKAS_JSON_API_SECRET=
ARUKAS_JSON_API_TOKEN=
ARUKAS_JSON_API_URL=

ほぉほぉ。これらのパラーメータが必要のようですね。
とりあえず上2つのパラメータを設定しましょう。
パラメータはコントロールパネルから作成します。
f:id:kentarowkun:20160430164500p:plain

私みたいなポカミスをする人は居ないと思うのですが、.envファイルのサンプルはSECRETのつぎにTOKENを書くようになってますが
コントロールパネルは逆にTOKENから表示されています。
そのままコピペしてもエラーが出ます。

.envの設定ができたらコマンドラインから実行してみます。

arukas ps

そうすると先ほど登録したコンテナが表示されるはずです。

arukasコマンドにはDockerのコマンドを知っていたら親しみやすい作りになっているようです。

Commands:
  help [<command>...]
    Show help.

  ps [<flags>]
    Show status of containers

  rm <container_id>
    Remove a container

  run --instances=INSTANCES --mem=MEM --ports=PORTS [<flags>] <image>
    Create and run a container. The container must run as a daemon.

  start <container_id>
    Start one stopped container

  stop <container_id>
    Stop one running container

  version
    Print version information and quit

凄く便利なサービスですねぇ。
とはいえ、ちゃんと使うには自分ごのみのDockerイメージを作らないとなぁ。
既存のがあればそれで事足りると思いますが。。

普通は事足りないことが多いような気がするな・・・(゚д゚)